セイコーエプソンは、2004年7月に北海道の千歳美々ワールドに竣工した高温ポリシリコンTFT液晶パネル(HTPS:High
Temperature Poly-Silicon
TFT)製造用の新工場で、試験運転を開始した。同工場は、同社としては初の300mmウェーハ石英ガラスを使用した3LCD液晶プロジェクタ向けのTFT液晶パネル製造ラインとなる。本格量産は2005年4月より、300mm
石英ウェーハ月2000枚でスタートする予定。
新工場は、敷地面積16万213.56u、延べ床面積8万2,971.65u。初期投資額は約350億円で産開始時の生産体制は約200人規模となる模様。
プロジェクタ市場は、プレゼンテーション機会の増大などに伴い、年20〜30%の割合で拡大し続けている。デジタル放送やDVDプレーヤーの利用増加に伴い、高画質需要が高まり、ホーム用プロジェクタおよび大型液晶プロジェクションTVなどのコンシューマ市場も、北米を中心に広がりを見せている。同社では市場の状況に合わせ、生産規模などを順次増強していく模様である。