米Sumika Electronic Materials社は1月、大手半導体メーカーよりエピウェーハの製造設備一式を買収したと発表した。設備には、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)装置2台も含まれている。同社Phoenix工場に設置されpHEMT(Pseudomorphic High Electron-Mobility Transistor)の製造に使用される。2005年第1四半期中に装置が設置され、製造を開始する計画。
Sumika Electronic Materialsは住友化学の完全子会社で、2003年に米ATMIから買収したPhoenixのGaAsエピウェーハ製造拠点を運営するために設立された。米国においてエピウェーハの製造とともに住友化学のフォトレジストや薬液など電子材料の販売も行っている。現在は、HBT(Heterojunction Bipolar Transistor)とダイオードの製造を行っているが、新設備の追加により住友化学グループの住化エピソリューション千葉工場に次ぐpHEMTの生産拠点となる。住化エピソリューションは、日本のpHEMTスイッチ市場で大きなシェアを握っており、今回の増強は住化グループの生産能力の大幅な拡大に寄与する模様。