米国半導体工業会(SIA)は、2004年11月の世界半導体売上高が前月比1.3%増、前年10月より18%増の約1兆9950億円(190億米ドル)を上回ったと発表した。これは、MPUとDSP、DRAM、フラッシュメモリーの売上高が大幅に伸びたためである。SIA会長George Scalise氏は発表の中で、「パソコンの売上高は通常、第4四半期にピークを迎える。MPUとDRAMの売上高が増加したことは、パソコンの売上高が典型的な季節パターンに従ったことを示している。また、携帯電話機市場が予想以上に伸びたことはDSPとフラッシュメモリーの売上高が伸びたことからも明らかだ」と述べた。
さらに同氏は、「稼働率はやや下降したが、90%以上を維持している。また、過剰在庫の問題については、顧客と半導体メーカーの双方による取り組みの効果が現われ始めている」と続けた。SIAは、過剰在庫は、2005年第1四半期の終わりには深刻なものではなくなっていると見ている。地域別では、北米を除く全ての地域で11月の売上高が増加した。北米の売上高は前月比1.6%減だった、とSIAは報告した。