2005年02月02日

STMicroelectronics 、2004年第4四半期の売上高は前期比4.3%増の23億2800万米ドル
 仏伊合弁のSTMicroelectronics 社は、2004年第4四半期の売上高が前期の22億3100万米ドルから4.3%増の、前年同期の21億1300万米ドルから10.2%の増の23億2800万米ドルとなったと発表した。営業利益は前期比1.5%減、前年同期比37.2%増の2億1000万米ドルで対売上比率9.0%となり前期と同水準となった。この中には特別償却費、再構築費、関連の工場閉鎖費として1800万米ドルと、その他の利益として2300万米ドルが含まれている。純利益は、前期比1.1%減、前年同期比29.9%増の1億8700万ドルとなった。

 製品グループ別にみると、通信・コンピュータ周辺機器・自動車製品(TPA)グループの売上高が9億3800万米ドル、ディスクリート・標準IC(DSG)グループの売上高は4億1700万米ドル、メモリー製品(MPG)グループの売上高は5億800万米ドル、コンシューマ・製品(CMG)グループの売上高は4億4600万米ドルとなった。

 第4四半期の売上高ならびに営業利益に最も貢献したのはTPAグループで、営業利益は前期比で約20%増、売上高は同比8.45%増となった。CMGの営業利益は前期とほぼ同水準、DSGの営業利益率は20%を超え、MPGの営業利益は黒字となった。

 STMicroelectronics社長兼CEO Pasquale Pistoroは、「課題の多い市場環境の中、第4四半期の売上高は前期比4.3%増となった。これは前回の業績発表時に横ばいから5%までという予想の中で高い方の数字となった。この成果は季節要因とワイヤレス分野やデータストレージ分野、自動車分野などの最終市場からの強い需要によって牽引されたが、売上総利益の改善に反映されなかった。これは価格圧力が依然として継続しており、製造部門では工場の稼働率の低下による影響を強く受けた。さらに為替変動で売上総利益率も前期と比較して約120ポイント減となった」と説明している。

 2004年通年の売上高は、前年の72億3800万米ドルから21%増の87億6000万米ドルとなった。売上総利益は前年の25億6600万米ドルから25.8%増の32億2800万米ドルとなった。営業利益は前年の3億3400万米ドルから105%増の6億8300万米ドルとなった。純利益は6億100万米ドルとなったまた、研究開発費は、前年から2億9400万米ドル増の15億3200万ドルとなり、売上に対する比率は17.5%となった。

 STMicroelectronicsは、2005年第1四半期の売上ならびに売上総利益率の見通しについて、季節的要因に加え業界全体の在庫過剰により多数の製品に引き続き価格圧力がかかることや稼働率の低下、為替変動などの影響から前期比で減少するという慎重な予測をしており、2005年第1四半期の売上は前期比で4%から12%の減少、売上総利益率は34%±1%と予測している。

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