米International
Rectifier(IR)社が、日本に品質評価ラボラトリを新設した。東京都豊島区東池袋の同社日本法人、インターナショナル・レクティファイアー・ジャパン(IRジャパン)本社隣接地に各種検査解析機器を導入し、同社製品の品質の評価・分析を迅速に行える体制を整えた。これまでは、米国ラボで行っていたことが、
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今後は国内で対応できるようになり、今までの半分の時間で顧客に分析結果を報告できるとしている。
ラボには、マニュアルプローブ、電気的特性の各種測定・評価機器、パッケージやその内部を確認できる光学および電子顕微鏡各種、SEMには日本電子の「JSM-5400」など。その他にも日立建機ファインテックのX線検査装置「MF100C」、同超音波映像装置「FS100」、米Sonoscan社の超音波映像装置「C-SAM 300DX」などを導入した。また、ウェットベンチやスパッタ装置を導入することで解析部位の特定から、パッケージの解体、そして解析までを迅速に行える体制も構築している。一連の設備は、同社独自の金属パッケージにも対応している。今後は、フォトエミッション/サーマルエミッション機器を導入し、解析部位特定の精度を上げていく。さらに、断面の解析が可能な装置や元素分析装置を導入し評価体制を強化するとしている。
同社は2004年7月に日本国内で自動車用半導体の事業部を設立した。自動車用ICでは、回路全体の確認要求など「深く踏み込んだ厳しい要求と、迅速な対応が求められている」(IRジャパン 社長 江坂文秀氏)。今まで民生機器の評価分析では既存の技術部門で対応できたが、自動社用ICの厳しい要求に迅速に応えるため、国内ラボ設立を決めたとしている。現在のIR全社の売上に占める自動車用の比率は約25%、国内は5%程度だが、引き続きIRジャパンでは自動車産業向けで拡販を図り、全社レベルまで自動車用製品の比率を引き上げたいという。