イスラエルのTower Semiconductor社は、2004年第4四半期の売上高が前年同期の1980万米ドルから52%増、前期の3510万米ドルからは14.2%減の3010万米ドルとなったと発表した。2004年度の通年の売上高は、前年の6140万米ドルから105%増の1億2610万米ドルになった。
Tower社は、「2004年末は多くの顧客が在庫調整を行ったことから需要が低迷した。特に民生電子機器市場の顧客の影響が大きかった」と説明している。同社の2004年の売上高の約50%は民生電子機器向けチップが占めている。同社は、今後は民生電子機器市場への依存度を減らす予定だという。
同社は、2005年第1四半期の見通しについてファウンドリー業界の低迷が続いているため、売上高は2300万〜2600万米ドルと予測している。しかし第2四半期については、下半期の大幅な成長に向けた転換点と見ている。Tower会長兼CEO Carmel Vernia氏は発表の中で、「当社は、新規の顧客やプロジェクトと強力な関係を築いている。これら新規事業からの売上げは2005年末ごろから加わる予定である」ことを明らかにした。その席で同氏は、ほかの分野に進出するのは控えるという考えを示し、「当社の得意分野であるアナログ/デジタル混在回路やCMOSイメージセンサー技術、RF技術に重点を置いて、売上げの増大を図っていきたい」と付け加えた。