電子情報技術産業協会(JEITA)は、ディスプレイや光ディスク装置など「情報端末装置に関する市場調査報告書」をまとめた。同報告書によれば、光ディスク装置では大容量データのバックアップや動画記録などの要求が高まり、追記書き換え型DVD装置の2007年世界市場は、2004年に比べ2.3倍の1億2700万台に拡大するという。ディスプレイは出荷台数でLCDモニターがCRTモニターの台数を2004年に上回り、2007年のLCDモニター市場は、2004年に比べ1.8倍の1億2400万台と予測されている。
同報告書は、ディスプレイやプリンタ、固定磁気ディスク装置(HDD)、光ディスク装置、イメージスキャナー、ORCおよびネットワークストレージに関して、2004年実績と2007年(プリンタは2008年)までの市場予測を行なった。
ディスプレイは、LCDモニターがディスクトップ型パソコン需要の世界的な拡大とCRTモニターからの移行により、2004年は全世界で前年比36%増の6764万台と大きく伸びた。逆にCRTモニターは同11%減の5964万台となり、LCDモニターの構成比が初めて過半数を超えた。
今後もLCDモニターは、価格下落によるCRTモニターからの移行や中国市場での増加が見込まれ、2006年に1億台を超える予想だ。また、ノート型パソコンは、2004年の世界出荷台数4735万台に対し、2007年は7526万台と予測。AV機能が強化されLCDディスプレイは15型以上のワイド画面が主流と見られている。
光ディスク装置の世界出荷台数は2004年に前年比10%増の2億4351万台となった。2007年予想も2億5957万台と全体の台数は大きく伸びないが、製品の種別構成は大きく変わる見通しだ。具体的には、CD-ROM装置やCD-R/RW装置が半減する中で、追記書き換え型DVD装置は急拡大し、台数ベースで光ディスク装置全体のほぼ半分を占める。
なお、青紫レーザー搭載のパソコン用光ディスク装置も2005年後半に製品化される予定だが、本格的な需要の立ち上がりは2007年から、との見方だ。
HDDは2004年実績の2億9580万台に対し、2007年は3億8974万台と予測されている。3.5型はディスクトップ型パソコンやサーバー用途に加え、HDDレコーダなど新規市場が拡大する。2.5型には1.8型や1型なども含まれ、音楽プレーヤに代表される新たな応用市場に期待が高まる。