電子情報技術産業協会(JEITA)がまとめた民生用電子機器の国内出荷実績によると、2005年2月の出荷金額は前年同月比7.7%増の1689億円と、15カ月連続で前年同月を上回った。映像機器や車載AV機器の出荷が引き続き好調だった。地上デジタル放送受信機器の2月出荷実績は21万6000台で、累計台数は337万8000台となった。
分野別に見ると、映像機器が前年同月比11.9%増の992億円となり、全体の伸びをけん引した。20カ月連続で前年同月の実績を超えた。液晶カラーテレビやPDPテレビ、DVD録再機が伸びている。出荷台数では液晶カラーテレビが同96.7%増の25万6000台で、このうち9割以上を占める10型以上は同113.1%増の24万1000台と倍増した。中でも画面サイズが大きい16:9の製品は同183.0%増の11万9000台となるなど、大画面タイプの伸び率が高い。PDPテレビは同14.7%増の2万台となり、21カ月連続で前年同月実績を上回った。画面サイズ別の構成比は37型以下が43%、38〜43型が45%、44型以上が12%の比率。
カラーテレビ全体に占める地上デジタルテレビの比率は2月単月で24.5%となり、2005年1月に比べ6.1ポイント増加した。DVD録再機は同55.3%増の24万台となった。このうち、HDD(ハードディスク装置)内蔵型の比率は83%を占めている。車載用AV機器は、カーナビゲーションシステムが好調で、同10.8%増の564億円と9カ月連続のプラスとなった。
一方、音声機器の国内出荷はMD関連機器の需要一巡など、市場をけん引する商品不足で同23.0%減の133億円と、2000年3月以来、前年同月を下回っている。