米Intel社は、2005年第3四半期の業績が事前予測の範囲に入ると発表する見通しだ。米Lehman Brothers社の株式調査担当マネージングディレクタのTim Luke氏によると、当期の売上高は99億米ドルで、前期に比べ7.3%増になるという。Intelは当期の売上高が96億米ドル〜102億米ドルの範囲になるとしていた。
「2005年末までに、全製品の出荷数の約36%をノートパソコン向けプロセッサが占める。ちなみに、ノートパソコン向けプロセッサの出荷数は、2005年第2四半期に初めてデスクトップパソコン向けを上回った」(同氏)。
サーバー分野では、ローエンドサーバー向けや主に2ウエイ〜4ウエイ構成のミッドレンジサーバー向けプロセッサが、前期比1ケタ台中盤から後半の伸びを示す。「これは、ハイエンドおよびRISCベースサーバーがより低価格なサーバーに置き換えられる影響だ」(同氏)。
フラッシュメモリー事業の売上高は、前期比5%増の5億5200万米ドルで、2四半期連続の減収から脱却する。同氏は「デスクトップパソコン向けプロセッサの平均販売価格(ASP)が低下しているが、在庫減少と(新学期シーズンによる)季節的な好調とのバランスはうまく取れる」と予測する。
ただし同氏は、「NOR型フラッシュメモリーの価格競争、通信市場における低迷、デュアルコアプロセッサや65nmプロセスへの移行がIntelにとってリスクになる」と指摘する。「製造や販売面でアジア地域への依存が強まるにつれ、地政的リスクも高くなる」(同氏)
(Electronic News)