米国の市場調査会社であるIC Insights社は、2005年のコンシューマ向けDSPの売上高が前年比36%減と不振であったため、2005年のDSP市場全体の売上高は横ばいにとどまるであろうとの見解を示した。
総売上高が78億米ドルの2005年DSP市場において、コンシューマシステム向けDSPの比率は、全体の約4%である。これは2004年実績の7%を下回る。同社は家庭向けやエンタテインメント向けの平均販売価格が下がったためであると分析しており、2005年のDSP総出荷数は、前年比2%減の13億個になるであろうと予測している。
通信システム向けDSPの売上高は64億米ドルと、2005年のDSP市場全体の80%以上を占め、2004年の61億米ドルに比べ4%以上増加した。自動車向けDSPは、2004年度の2億9400万米ドルから6%増の3億1200万米ドルと予測している。これはDSP全体のちょうど4%にあたる。
また、同社は2006年の全世界のDSP売上高は2005年比9%増の85億米ドルに、また2007年は18%増、2008年は27%増と引き続き伸びるであろうと予測している。特に通信システム向けが売上高をけん引すると見ている。
(Electronic News)