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2006年01月12日

シャープが亀山第2工場第2期生産を1年前倒し、
2000億円を追加投資
 シャープは、大型液晶パネルの最新工場である亀山第2工場(三重県亀山市)の第2期ラインでの生産開始を1年前倒しすることを決めた。2007年3月末までに新ラインを稼動させる。これにより、亀山第2工場のガラス基板の処理能力は月産3万枚となり、その後段階的に増強し2008年度の生産能力を月産9万枚とする計画。第2期ラインへの累計投資額は2000億円を予定している。既存の工場分も含め同社の大型液晶パネルの生産能力は2008年に32インチ型テレビ換算で2000万台分を超える。

 同社は、大型液晶パネルの生産拠点である亀山第1工場で月産5万1000枚の量産体制を整えているが、現在フル生産が続いているため2006年3月の月産6万枚体制に向けて、150億円を投資して生産能力を増強している。また、2006年10月稼動に向けて、亀山第2工場を建設中だが「できる限り稼動時期を前倒ししたい」(町田勝彦社長)という。亀山第2工場は第8世代と呼ばれる2160mm×2400mmのマザーガラスを使った最新の量産ラインで、50インチ型の液晶パネルを1度に6枚作ることができる。

 今回、追加投資を決めた亀山第2工場の第2期ラインは、当初2007年末までに行う予定であった。しかし「大型液晶パネルは供給不足が続いており、現在メーカーの供給責任が問われている。このままだとユーザーとの信頼関係が失われる」(町田社長)と判断し、第2期ラインでの生産開始を計画より1年前倒しすることを決めた。

 亀山第2工場第2期ラインには2007年に1000億円、2008年に1000億円を投資する。この結果、亀山第2工場の生産能力は2007年3月までに月産3万枚となり、その後2008年、2009年と1年ごとに月産3万枚ずつ増えることになる。また、大型液晶パネルは基本的に国内拠点で生産するが、それ以降の液晶モジュールの組み立てからテレビ生産までは世界5拠点で一貫生産する計画だ。
(EDN Japan)
 
第8世代マザーガラスの前に立つ町田社長

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