東芝松下ディスプレイテクノロジーと米Intel社は、モバイルパソコン用TFT液晶ディスプレイ(LCD)の消費電力を大幅に低減する液晶駆動技術「DYNAMIC DISPLAY POWER OPTIMIZATION(D2PO)」を共同開発した。15型XGA(1024×768ピクセル)表示の試作品で計測したところ、消費電力は従来比最大32%少なくなったとしている。
D2PO技術を適用したTFT LCDは、東芝松下ディスプレイの開発したマルチフィールド駆動法を、「Intel Centrino Mobile Technology」プラットフォーム上に適用して実現した。試作品による消費電力の測定結果は以下の通り(かっこ内は従来製品との比較)。
- カラーバー(垂直)
従来製品:1214mW
D2PO TFT LCD:898mW(26%減)
- 全画面(白)
従来製品:858mW
D2PO TFT LCD:726mW(15%減)
- 全画面(黒)
従来製品:1548mW
D2PO TFT LCD:1056mW(32%減)
- Windows XPの壁紙
従来製品:1030mW
D2PO TFT LCD:815mW(21%減)
- 32×36の市松模様
従来製品:1092mW
D2PO TFT LCD:785mW(28%減)
東芝松下ディスプレイでは、今後もIntelと協力して開発を進め、2007年にD2PO技術を適用したTFT LCDを製品化する予定だ。なお、米国カリフォルニア州サンフランシスコで開催中のIntel Developer Forumで、同技術を紹介している。