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2006年06月30日

工場換気などの排気風力を利用して発電する装置

「D-FLOW MILL」の設置例

 テクノ菱和とウインドパワー、中は、工場の換気などで生ずる排気風力を利用して発電する「ダクト排気風力発電装置D-FLOW MILL」(型式は「RWN-500HT」)を共同開発した。自然の風と違って排気風は風速および風向が一定であることから、効率よく安定した電力が得られる。価格は70万円。1年間で100台の販売を見込む。

 工場などでは、内部の換気、製造過程で発生する熱の放出、粉塵の回収、ガスの無害化など、さまざまな目的で排気を行う。こうした風の運動エネルギーを風車で電力に変換するアイデアは以前から存在しているが、低風速域で発電効率が悪く、また設置方法や位置などが不適切であると逆に工場排気設備の運転電力の増加を招いてしまう。そのため、普及するまでには至っていない。

 D-FLOW MILLは、工場の排気がほぼ一定の風速であるという条件に着目し、効率の高い発電機と変速機構を新開発した。さらに、設置位置や排気口に対する風車径の最適値を導き出すことで、高効率の発電を実現した。テクノ菱和では、「発電量が安定しているため、蓄電池と組み合わせると確実な電力供給が可能」としている。

 主な仕様は以下の通り。

  • 設置先:排気口の平均風速が8m/秒以上ある排気施設
  • 本体寸法:幅360mm、長さ400mm、高さ700mm
  • 標準風車寸法:φ1200mm(排気口の大きさによって変わる)