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2006年07月31日

英国政府、WEEE指令のスケジュールを決定

 英国貿易産業省(DTI)は、2007年7月1日を導入日とするWEEE(Waste Electrical and Electronic Equipment)指令のスケジュールを発表した。欧州のWEEE指令は、すべての廃電気電子機器の分別収集を義務付けるもので、生産者と販売者は廃棄物の回収とリサイクルの責任を負う。

 多少の遅れはあったが、英国政府はWEEE指令の最終協議に入り、以下の複数の重要な案件について議論を開始した。
  • 国内の販売業者による回収体制について
    消費者がリサイクルや再利用のために不用品を返却できる回収ネットワークを構築する。


  • 廃電気電子機器処理の認定施設について
    同施設は廃電気電子機器の処理を行い、処理を行った廃電気電子機器の数量を示す証明書を生産者に発行する。


  • 正式認可された再処理/リサイクル施設について
    同施設は生産者に再処理の証明書を発行する。
  • 2006年末の期限の設定について
    生産者が回収システムを通して確実に義務を実行するようにする。


  • WEEE登録義務化について
    認可された登録手順に従った、生産者に対するWEEE登録義務化を検討する。


  • 費用について
    生産者が古い廃電気電子機器の処理に要する費用を自主的に提示する方法を検討する。


 英国エネルギー大臣であるMalcolm Wicks氏は、「欧州連合全体で、電気機器の廃棄物は急激に増加し、毎年1人当たり約20kgの廃棄物を生み出している。現在の廃棄物の量は、英国だけでも毎年約100万トンに上る」とした上で、「これらの提案は、消費者にとって有効であるだけでなく、生産者や環境に対しても望ましいものだ」と述べた。

 協議の内容は、http://www.dti.gov.uk/consultationsで参照できる。協議は2006年10月17日まで行われる予定である。なお、WEEE指令に関する質問や相談の回答はEnvirowiseで得られる。
(ElectronicsWeekly)