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2007年のNAND型フラッシュメモリー出荷数は前年比86%増 

[issued: 2007.08.31]

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 NAND型フラッシュメモリーメーカーの2007年第2四半期は、価格の低下で混乱した第1四半期に比べてずっと落ち着いていた。市場調査会社の米Semiconductor Partners社によると、「NAND型フラッシュメモリーの平均販売価格は2007年第1四半期に33%下がったが、その後は横ばいで3月末からはやや上昇している」という。

 同社は、「NAND型フラッシュメモリーを搭載したiPhoneの登場で熱気が高まり、2007年第2四半期は価格が2%上昇することが予測される。また、2007年通年のNAND型フラッシュメモリーの売上高は前年より15%以上増加して135億ドルを上回りそうだ」との見解を示した。他のアナリストらも、「iPhoneの登場によって、NAND型フラッシュメモリーの市場は好転する」と見ている。

 また、2007年のNAND型フラッシュメモリーの出荷数は、前年比86%増とここ数年間で最高となり、ギガバイト換算では前年比217%増になる見通しという。

 Semiconductor Partnersでメモリー調査部門のディレクタを務めるAdrienne Downey氏は、「現在は、民生用電子機器市場がNAND型フラッシュメモリーの主要な市場だ。中でも、デジタルカメラとデジタルカメラ用メモリーカードが最大の市場となっている。ただ、NAND型フラッシュメモリー市場の真の成長は、PC分野によってもたらされるだろう。PC分野の2006年から2011年の年平均成長率は55.7%と予測されている。2011年にはPC分野がNAND型フラッシュメモリー市場の約2/3を占めると予想される」との見方を明らかにした。ここでのPC分野には、「デスクトップ型とノート型(モバイル型も含む)、サーバー機器、ワークステーションが含まれる」(同氏)という。

 さらにDowney氏は、「現在、PC業界ではNAND型フラッシュメモリーの採用拡大につながる多くの変化が起きている。例えば、PCの記憶装置に関しては、USBメモリーやハイブリッドHDD、半導体ディスクが主流になろうとしている。ほかにも、フラッシュメモリーは、Windows Vistaをサポートする『ReadyDrive』や『ReadyBoost』、『Turbo Memory』にも使用されるようになってきた」と付け加えた。

 NAND型フラッシュメモリーは、2007年第2四半期中には供給が追いつかない状態になっていた。しかし同社は、「18カ月以内には、大量のNAND型フラッシュメモリーの生産が可能になる」と見ている。Downey氏は、「2007年は8ギガビットの製品が主流になっている。この状況は2009年まで続くだろう」と結んだ。


(Electronic News)



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