理化学研究所(理研)は、10ペタフロップス級の性能を持つ次世代スーパーコンピュータのシステム構成を決定したと発表した。今後は、同システム構成をもとに詳細設計を本格的に進め、半導体における45nmプロセスや光コネクタなどの先端技術を採用していくという。
次世代スーパーコンピュータ・システムは、文部科学省が推進する「最先端・高性能汎用スーパーコンピュータの開発利用」プロジェクト(次世代スーパーコンピュータ・プロジェクト)の一環として、理研の次世代スーパーコンピュータ開発実施本部が中心となって、世界最高性能を目指して開発を進めているもの。理研が検討し、文部科学省の評価を経た次世代スーパーコンピュータのシステム構成案について総合科学技術会議による評価が終了、その結果を受けてシステム構成決定に至った。開発は、理研に加え、富士通、NEC、日立製作所の3社らが共同で実施する。
今回開発するシステムは、スカラ部とベクトル部で構成する複合汎用スーパーコンピュータ・システムであるのが特徴。45nmの半導体製造プロセスや光インターコネクトなどの先端技術を採用し、省電力や省スペースの実現とともに、LINPACK性能10ペタフロップスの達成やアプリケーションの実行においても世界最高の性能を目指すとしている。
今後は、2009年度からの製造開始に向けて詳細設計を行い、2010年度の稼働、2012年の完成を目指すという。
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理研、次世代スーパーコンピュータのシステム構成を決定
[issued: 2007.09.20]
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