最新のSTM(Scanning Tunneling Microscope)では、一つの原子または原子連鎖が観察できるようになったため、米National Institute of Standards and Technology(NIST)の研究者らは、自己結合させた原子連鎖の終端にある原子が、連鎖に‘連結’しているというより、むしろ低いエネルギー準位で‘いかり’のような振る舞いをしていると発表した。原子連鎖の終端の状態が今回初めて解明されたことになる。これにより、科学者らは、ワイヤーのようなナノ構造を原子レベルで設計できるようになるだろう。
雑誌Scienceに掲載されているNISTの実験では、Si表面に付けたAuの小さな連鎖の電気的な特性を測定し比較を行っている。