いまや光の波長よりも短い寸法を加工するわけだから、当然波の性質を理解していなければチップは作れない。1/2波長、1/4波長の影響を考慮したパターンを描かなくてはならないのである。試行錯誤でやっているようだが、ここには豊富な経験が必要になる。
DFMだけではない。LSIが高速になるにつれ、アナログ回路やマイクロ波回路の知識も必要となってくる。もともとデジタルのパルス波形はアナログ回路で作っているからだ。しかし、アナログ回路のわかるエンジニアも半導体メーカーを去った。
このようにノウハウや熟練した技術を持つエンジニアが半導体メーカーからいなくなったことは、昨今の凋落と無縁ではないはずだ。半導体メーカーが人を大事にしなかったツケが回ってきたのかもしれない。
創刊1周年を機に、日本の半導体メーカーを強くするためのブレーンストーミングをぜひ読者の方々とやってみたい。ご意見、おしかりの声をお寄せいただければ幸いである。 |
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