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2006年8月号
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スピン波研究において画期的な発見 |
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| Peter Singer |
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米UCLA工学・応用科学部の技術者が、半導体のスピン波研究における画期的な発見を発表した。工学部助教授Mary Mehrnoosh Eshaghian-Wilner氏、研究者Alexander Khitun氏、教授Kang Wang氏は、「スピン波バス」と呼ばれる独自の配線構造として使用し、3つの新しいナノスケール計算アーキテクチャを作成した。同アーキテクチャは電力効率が優れているだけでなく、高い相互接続性を有している。
「半導体電子デバイスの微細化が進むということは、チップがナノスケール化することを意味している」とWang氏は述べた。「CMOS構造の今日のデバイスはこれ以上微細化できないが、それでも適切かつ効果的に機能する。CMOSは電力増やコストの問題に直面し続ける」。
付随する余分なスピンは無視しながら単に電荷移動させる伝統的な情報処理技術とは対照的に、スピン波バスはコンピュータ部品間を移動するデータや電力を機能させるために追加的な動きを加える。情報はスピン波の位相に直接、暗号化される。2点間接続と違って、「バス」は論理的にはいくつかの周辺機器に接続可能となる。データ送信に物理的なワイヤが使われないので、結果として、電力消費が下がり、発熱が少なく、そして究極的には、部品の更なる小型化が可能となる。「効果的なナノスケールデバイスを生産するため、効率的な相互接続性を持ち、現在の障壁を乗り越えて微細化を可能とするような新しい低電力設計に積極的に注目していく必要がある」(Eshaghian-Wilner氏)としている。 |
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