米Applied Materials社(AMAT)はリソグラフィ領域でのプレーヤーとして知られていないが、リソグラフィがただのプリンティング(印刷)ではないということを知ってもらいたいようだ。同社Thin Film GroupジェネラルマネージャのFarhad Moghadam氏がSPIEのAdvanced Lithographyの昼食会で述べたように、リソグラフィの領域は従来の印刷(露光装置、トラックシステム、マスク、フォトレジスト)から拡大して前処理、生産性、欠陥、パターン転送、測定・検査技術、DFMを網羅するまでに広がった。
なぜ、AMATが焦点深度(DoF)改善のためのECMP(Electrochemical Mechanical Polishing)やLER(Line Edge Roughness)低減とエッチング選択性向上のためのAPF(Advanced Patterning Film)ハードマスクを検討して欲しいのか、想像するのは容易なことである。
AMATはArF(193nm)ドライリソグラフィによって32nmライン&スペースに対するソリューションがあるとしているが、多くのエンジニアはそれに懐疑的である。しかし同社は、ITRSが28nmフラッシュメモリーの要求を満たすとしている2013年まで、ドライリソグラフィによるメモリー製造を続けることができる比較的廉価でシンプルなダブルパターニング構造を開発したとしている。
基本的な考えとしては、密集したパターンを2つのマスクデザインに分け、k1ファクタをシングル露光の理論限界である0.25以下に効率的に低下するということである。1) しかし、ダブルパターニング・二重露光にはいくつかの異なるバリエーションがあり、AMATは特に専門的知見に対して1つの例を提示している。
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Lithography
AMATのリソグラフィ構想:
パターニングvs.プリンティング
[2007年06月号]
図1 AMATの自己整合型ダブルパターニング方式は自社APFハードマスクを窒化物スペーサに沿って2重に使用し、密集した回路パターンを生み出している
(提供:米Applied Materials社)
図2 この例では、ArFドライリソグラフィ装置を使用して32nmのライン&スペースが128nmピッチで形成されている。最終的なLERは1.5nmである。これらのスペックは28nmフラッシュ(2013年生産)のITRSガイドラインを満たしている
(提供:米Applied Materials社)
蘭ASML社は、ArF液浸とEUVリソグラフィ技術がそれぞれ37nm、32nm、コンタクトホールのパターンに成功したという結果を発表した。Moghadam氏は、「AMATの方法は最もコストがかからないが、32nmのパターンを得る方法は他にもある」と述べた。
参考文献
1.A.Hand, “Double Patterning Wrings More From Immersion Lithography.” Semiconductor International, February 2007, Vol. 30, No. 2, p. 40
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