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Wafer Processing
45nmでの洗浄・剥離の課題
[2007年08月号]
2007年4月、テキサス州オースティンで開かれたSPCC(Surface Preparation and Cleaning Conference)にて、ベルギーIMECのUltra Clean Processing ProgramプログラムマネージャのPaul Mertens氏は、45nm、32nm世代のデバイスにおける課題を概説した。最大の課題はパーティクル除去とダメージのバランスをとること、FEOLアプリケーションで最小のSi損失にとどめながらのレジスト剥離と洗浄、メタルゲート積層の電解腐食、そしてBEOLでは実効誘電率を保ちながらのレジスト除去という。
課題は、「パーティクルへの接着力より洗浄力を確実に強くして」、しかしそれでもダメージを与えないほどの強さで、パーティクルを最大限除去することだ。これら異なる分野同士で重なる部分を理解し、削除するためにさらなる研究が必要と同氏は述べる。
ゲートスタック形成中のSi損失を避けることもクリティカルな問題で、ソース/ドレイン(S/D)エクステンション注入・Halo注入の要求事項とS/D領域の要求事項を差別化することが重要だという。
エクステンション注入・Halo注入はゲートスタックの決定後行われる。この段階でレジストを除去するのは、HfO2などの新材料やメタルゲートが存在するので45nmデバイスでは困難を伴うかもしれない。エクステンション注入レベルは通常1×1015cm-2である。「いくつかの化学反応には非常に注意を要する。ダメージ、あるいはSi損失などを避けるため、アッシングをやめて、代わりにSPM(Sulfuric-Peroxide Mixture)のようなものを導入しているところもある。しかし、実際は、これら多くの新しい材料はSPMと互換性を持たないことは明らかだ」と同氏は述べる。「現在は溶媒に焦点が当てられているが、その分野でも十分な注意が必要だ。どんな溶媒でもこれらの材料と互換性があるというわけではない」。
S/D領域では、Siをエッチングし、それをエピタキシャル成長させたSi(PMOSデバイス用SiGe)で置き換えることで、高性能デバイスが作られている。これはIn-situでドーピングされる、あるいは、より多くの場合、高用量の注入が後に続くことがある。「ここで大問題なのは、除去可能な材料は少量ではないということだ。Åレベルではない。数nmの量を何の問題もなく除去できる。ここでの大問題は、非常に感度の高いSiGeと互換性のある化学反応を見つけることだ。SiGeは水溶液中でいかなる酸化反応によってもすぐに侵されるので、繰り返しになるが、SPMのようなものは恐らく不適切だろう」とMertens氏は述べる。
課題は、「パーティクルへの接着力より洗浄力を確実に強くして」、しかしそれでもダメージを与えないほどの強さで、パーティクルを最大限除去することだ。これら異なる分野同士で重なる部分を理解し、削除するためにさらなる研究が必要と同氏は述べる。
ゲートスタック形成中のSi損失を避けることもクリティカルな問題で、ソース/ドレイン(S/D)エクステンション注入・Halo注入の要求事項とS/D領域の要求事項を差別化することが重要だという。
エクステンション注入・Halo注入はゲートスタックの決定後行われる。この段階でレジストを除去するのは、HfO2などの新材料やメタルゲートが存在するので45nmデバイスでは困難を伴うかもしれない。エクステンション注入レベルは通常1×1015cm-2である。「いくつかの化学反応には非常に注意を要する。ダメージ、あるいはSi損失などを避けるため、アッシングをやめて、代わりにSPM(Sulfuric-Peroxide Mixture)のようなものを導入しているところもある。しかし、実際は、これら多くの新しい材料はSPMと互換性を持たないことは明らかだ」と同氏は述べる。「現在は溶媒に焦点が当てられているが、その分野でも十分な注意が必要だ。どんな溶媒でもこれらの材料と互換性があるというわけではない」。
S/D領域では、Siをエッチングし、それをエピタキシャル成長させたSi(PMOSデバイス用SiGe)で置き換えることで、高性能デバイスが作られている。これはIn-situでドーピングされる、あるいは、より多くの場合、高用量の注入が後に続くことがある。「ここで大問題なのは、除去可能な材料は少量ではないということだ。Åレベルではない。数nmの量を何の問題もなく除去できる。ここでの大問題は、非常に感度の高いSiGeと互換性のある化学反応を見つけることだ。SiGeは水溶液中でいかなる酸化反応によってもすぐに侵されるので、繰り返しになるが、SPMのようなものは恐らく不適切だろう」とMertens氏は述べる。
図 メタルゲートの潜在的なプロセス課題は電解腐食で、2つの導電体(この場合、メタルゲートとその上にあるドーピングされたPoly-Si層)が互いに接触し合うときに起こる
また、Mertens氏は「失われる材料量はプロセス全体で最大1nm程だろうから、おそらく1洗浄あたり0.5nmくらいが今後のスペックとして適当だろう。現在ITRSが示す数字(1~1.5A)は厳しすぎると思う。修正する必要がある」という。
新材料の導入に伴う別の大きな課題は電解腐食である。ほとんどのメタルゲート構造では、メタル薄膜の上にPoly-Si厚膜がのる(図)。「2つの導電体が互いに接触しており、電解電池を形成する可能性がある」とMertens氏は説明する。
BEOLアプリケーションでは、剥離が最もクリティカルな問題だ。「剥離したい材料は、Low-k膜の性質と化学的に極めて関連性があるので、大変な困難を伴う」とMertens氏と述べ、「よって、選択比がここでのカギとなる。また、重要となるもう一つの問題は、低極性の材料を扱っているということだ。ダメージを受けていなければ、通常それらは疎水性が高いので、高性能の乾燥技術も求められている」とした。
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