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旭化成電子、化合物半導体の新工場で量産稼動を開始

[issued: 2007.01.05]

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 旭化成電子は、化合物半導体ウェーハプロセスの新工場の量産稼動を開始した。新工場の量産稼動によって、需要拡大が見込まれる携帯電話、デジタル家電、自動車用途などのホール素子の新規用途への拡販を目指し、新たな化合物半導体ビジネスの中核拠点として運営していく。
 同社は、旭化成エレクトロニクスグループの中核企業の一つで、ホール素子、ホールICを中心とした磁気センサーの製造および販売を行っている。ホール素子は主にモータの回転を検知するセンサーとして使用されており、同社では用途分野を広げるため、信号処理ICを付加したホールICや高精度で位置や角度を検出するホール素子を市場投入してきた。
 新工場では、ガリウム砒素(GaAs)の基板を用いた高性能ホール素子を主に生産。同工場で生産されるホール素子は、従来のホール素子に比べて、温度特性、検出精度などが向上している。新工場の稼動により、デジタル家電、携帯電話などに使われる精密機構部品や、厳しい温度環境下で使用される自動車用エレクトロニクス分野において用途拡大を図っていく。
 なお、旭化成エレクトロニクスは2007年4月1日に旭化成電子を含めた関係会社の営業および開発部門を統合する予定で、今回稼動した新工場は統合後の化合物半導体事業の中核拠点として強化を図る。

<新工場の概要>
工場立地:静岡県富士市(旭化成 富士支社内)
稼動開始:2006年12月
生産品目:GaAsホール素子、InAsホール素子、量子井戸型InAsホール素子、InSbホール素子など
クリーンルーム仕様:クラス100、クラス1000、クラス10000
主要プロセス:分子線エピタキシャル(MBE)、回路形成



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