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IMEC、バイオメディカル向け磁性ナノパーティクルを開発

[issued: 2007.02.23]

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 ベルギーのナノテクノロジー研究企業IMECは、ドラッグ・デリバリー、ガン細胞の局所治療、診断技術の向上などに応用できるバイオメディカル向け磁性ナノパーティクルを安定して合成する方法を開発し、2月21日に東京ビッグサイトで開催された国際ナノテクノロジー総合展(NANOTECH 2007)で発表した。ナノスケールの磁性微粒子は、生体内で利用できるバイオセンサーとして幅広く応用できる可能性があるが、臓器に堆積することなく血液中に分散して体内を循環し、化学反応に耐性があり高レベルの磁力を長時間維持する特性が要求される。
 IMECは、微粒子の大きさと形状を最適化し、疎水性の界面活性剤により物質表面を不活性にし、医薬品と同等の水溶性を得ることに成功した。さらに細胞やタンパク質と結合する化合物表面のリガンドの代わりになる物質に、水素化珪素(Silane:シラン)分子を採用しアミノ酸、カルボン酸、エチレン・グリコールを選択して結合できるようにした。水素化珪素は酸やアルカリに対して表面保護膜の役割を果たし、アミノ酸など結合分子を選択可能にしたことによりDNA、タンパク質、細胞などの研究に適用することができる。
 IMECは、磁性ナノパーティクルを血液中に循環させて問題がある細胞にタグを付けし、MRIのイメージング・コントラストを向上する方法を研究している。この方法の有効性が検証されると、特定したガン細胞に結合したナノパーティクルの磁界を強めて過熱する局所治療や、細胞内タンパク質を特定して治療薬を誘導するドラッグ・デリバリーなどに応用領域を広げることが可能になる。



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