News Center
ルネサス、32nm以降のSRAM実現に向けた動作マージン拡大技術を開発
[issued: 2007.06.13]
SOI SRAMの試作チップ
SNMは、電圧で表される指標で、SRAMが動作する際の余裕度を示す。32nm以降などの微細プロセスでは寸法ばらつきや不純物ばらつきによってトランジスタの電気特性ばらつきが拡大し、これによりSRAMの動作マージンが縮小し、回路動作に悪影響を及ぼす問題があった。
同社は今回、各トランジスタを個別に制御する構造の実現が容易なSOIを採用、ボディ電位を印加するため、部分空乏型と呼ばれるSOI MOSFET(Metal Oxide Silicon Field Effect Transistor:金属絶縁膜シリコン電界効果トランジスタ)を採用した。また、SOI層を完全に除去する完全分離構造と、分離酸化膜下に薄いSOI層を残存させることでボディ電圧を制御できる部分分離構造を並存させた独自の薄膜SOIデバイスのハイブリッドトレンチ分離構造を採用した。さらに、ボディ電位を個別かつ動的にするため、NMOSのアクセストランジスタとドライバトランジスタをワード線を通じて制御、PMOSのロードトランジスタを電源線を通じて制御し、動作マージンを拡大させた。
同社はまた、試作した65nmSRAMのデータを変換して、32nmおよび22nmプロセスのシミュレーションを行い、32nmと22nmのSNMがそれぞれで約27%、約49%向上することを確認、65nmと同等レベルの改善が予測されるとした。
なお、同成果は、6月12日から京都で開催されている「2007 Symposium on VLSI Technology」において発表する予定。
TOP 10 ページ
- 2009年も半導体製造装置市場は縮小 前年比25%の減少へ
- 2008年1Q~3Qの半導体メーカーランキング、 QUALCOMMとBroadcomが躍進
- 半導体製造装置の2009年売上高は 「2004年以前の低水準」に
- ASML、ニコンから露光装置の次世代プラットフォームが出揃う 焦点はダブルパターニングへの対応と生産性の向上
- ポリシリコンの価格は2008年で頭打ちに、2009年以降は下落か
- 金融危機の影響で、2009年の 半導体市場は250億米ドル以上の損失か
- FormFactor、DRAM テスト能力を倍増する ウェーハプローブカードを発表
- マスクレベル測定技術の重要性: フラッシュメモリーのCD均一性に大きな影響
- NAND型フラッシュは2008年から2009年にかけて 「歴史的な下降局面」を迎えるとの見方
- パナソニック、三洋電機の買収へ向けた提携を発表
SI Japan テクニカルセミナー
最近のテクニカルセミナー情報
-
Semiconductor International日本版
第21回テクニカルセミナー
『太陽電池を輝かせる製造技術~究極のエコ技術の現在と未来~』
-
Semiconductor International日本版
第20回テクニカルセミナー
『MEMS ルネッサンス』
-
Semiconductor International日本版
第19回テクニカルセミナー
「32nmを描くリソグラフィの選択肢
?Double Patterningか?直描か?」
セミナー関連記事はこちらから -
Semiconductor International日本版
第18回テクニカルセミナー
「DRAM 1ドル時代の量産技術
?装置とプロセスをどう制御するのか??」
関連記事はこちらから
EVENTS
-
第1回アナログセミナー「アナログICを選ぶ、使う」
2008年 12月03日ー2007年12月03日
東京コンファレンスセンター・品川(東京・品川) -
航空宇宙産業技術展2008(AITEC 2008)
2008年 11月27日ー2007年11月29日
名古屋市国際展示場(ポートメッセ名古屋) -
計測展2008 OSAKA
2008年 11月26日ー2007年11月28日
大阪国際会議場(グランキューブ大阪)









