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年末商戦に向けて2007年8月の半導体売上高が急伸

[issued: 2007.10.04]

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 米国半導体工業会(SIA)は2007年10月、「2007年8月の世界半導体売上高は216億ドルで、前月の206億ドルから4.9%増、2006年8月の205億ドルからは4.5%増と急上昇した」と発表した。SIAによれば、「NAND型フラッシュメモリーの売上高が、供給のひっ迫と価格の定着によって大幅に伸び、それが8月の売上高を押し上げた。NAND型フラッシュメモリーの売上高は前年同月比48%増、前月比19%増と大幅に伸びた」という。

 SIA会長のGeorge Scalise氏は発表の中で、「8月の世界半導体売上高に関しては、毎年訪れる季節要因が前月比5%増という堅調な伸びの一因になった」と指摘し、「この時期、エレクトロニクスメーカーは年末年始に向けた生産を始める。さまざまな半導体製品に対する需要は今後、順次押し上げられる」と続けた。

 またScalise氏は、投資会社のCredit Suisse社やGartner Group社が2007年のPC売上台数を11%から13%に上方修正したことを引き合いに出し、「2007年のPC売上台数の伸びが堅調であることは明らかだ」と述べた。さらに、「PC分野は半導体総売上高の約40%を占める。また、PCは新興市場で急成長しているが、同市場では安価なICを搭載した低価格帯のPCがよく売れている」と付け加えた。

 このほかに半導体の売上高を牽引しているのは、好調の続く携帯電話機分野である。Scalise氏は、「携帯電話機の売上台数も、われわれの当初の予測である前年比10%増を上回るペースで伸びている。われわれは最近、2007年の売上台数予測を前年比15%増に上方修正した」ことを明らかにした。さらに、「中国やインドなどの発展途上の市場では、携帯電話機の価格低下が販売促進につながっているが、欧州や米国などの確立した市場でも需要が伸びている」(同氏)と述べた。

 今後について、SIAは「今後数カ月間、半導体業界は堅調な成長を続ける」との見通しを示した。「半導体業界は、今後も消費者需要に牽引されて、経済全体の成長率を上回るペースで成長を続けるだろう」とScalise氏は結んだ。

(Electronic News)




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