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ソニー、長崎の300mmウェーハ製造設備を東芝に譲渡

[issued: 2007.10.22]

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 ソニーは2007年10月18日、ソニーセミコンダクタ九州の長崎テクノロジーセンター内にあるFab2の300mmウェーハラインの製造設備を2008年3月末までに東芝へ譲渡することで基本合意書を締結したと発表した。今後、生産設備の精査などを通じて詳細な契約条件に関する協議や検討を進め、必要な承認および認可を取得し、法的拘束力を有する正式契約の締結を目指す。

 合意書では、東芝、ソニーおよびソニー・コンピュータエンタテインメントが、高性能プロセッサ「CellBroadband Engine(Cell/B.E.)」や画像処理用LSI「RSX」などの高性能半導体を生産するため、新会社を設立することも含まれている。新会社は2008年4月の設立を予定しており、社名は未定という。資本金は1億円の予定で、出資比率は東芝が60%、ソニーが20%、ソニー・コンピュータエンタテインメントが20%を負担する。会長兼CEOは東芝から、社長兼COOはソニーからそれぞれ選任される予定という。

 新会社では、東芝がソニーから買い上げる300mmウェーハラインの製造設備の貸与を受け、主に65nmプロセスでの製造を行う。今後は東芝およびソニーグループが互いに蓄積してきたノウハウを結集し、45nmプロセス対応の量産体制構築に向けて生産技術の向上などを図っていく。

 今回の協業により、東芝はソニーグループのプレイステーション向け高性能半導体の受注拡大と安定確保を通じてシステムLSI事業を強化、一方、ソニーグループは半導体のさらなる微細化などによりプレイステーション事業を強化する方針。

 なお、1999年に「プレイステーション2」用半導体の製造のために設立した製造合弁会社「大分ティーエスセミコンダクタ」(東芝大分工場敷地内)についても、2008年3月の契約満了をもって合弁関係を終了し、設備資産を東芝がソニーから買い取ることで基本合意したという。

<新会社の概要>
社名:未定
設立予定日:2008年4月1日
所在地:長崎県諫早市津久葉町1883-43
資本金:1億円(予定)
出資比率:東芝60%、ソニー20%、ソニー・コンピュータエンタテインメント20%
代表者:未定(東芝から会長兼CEO、ソニーから社長兼COOを選任予定)
事業内容:CellBroadband Engine、RSXなどの製造
従業員数:未定





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