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三菱重工、ターボ分子ポンプ事業を島津製作所へ譲渡

[issued: 2007.11.05]

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 三菱重工業は、ターボ分子ポンプ事業を島津製作所へ譲渡することで合意したと発表した。2007年5月の基本合意から両社で協議を続けてきたもので、最終合意書の締結に至った。譲渡の対価は30億円で、契約発効日は2008年1月1日の予定。

 三菱重工が手掛るターボ分子ポンプは、超高真空環境を必要とする半導体やLCD製造装置メーカー向けの真空ポンプで、現在の事業規模は約30億円。同社は今後、ターボ分子ポンプの主力事業所である広島製作所において、プラント向けコンプレッサー事業、有機ELおよび太陽電池の製造装置などに注力し、経営資源の集中を図る。

 一方の島津製作所は、譲受後に三菱重工業広島製作所から島津製作所本社内のターボ分子ポンプ一貫生産工場へ組立・検査ラインなどの移設を進め、2008年春から順次稼動させる計画。同社では、主力とする排気速度190~4200L/Sの磁気軸受型ターボ分子ポンプなどに、磁気軸受型大容量機種(排気速度6000L/S)やピボット軸受型機種といった三菱重工の製品群を加えてラインナップの拡充を図る。さらに同社は、一貫内製化による生産革新や新製品開発などを促進させて、2010年度にはターボ分子ポンプ事業で現在の2倍となる約150億円の売り上げを目指す。

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