News Center
東芝、1兆7000億円を投じて岩手北上と四日市に新棟
[issued: 2008.02.20]
代表執行役社長の西田厚聰氏
新製造棟2棟は、同四日市工場の隣接地、岩手東芝エレクトロニクスの敷地内にそれぞれ建設する計画。両製造棟の建設や生産計画などの詳細については、今後の市場動向や建設準備作業を踏まえて決定していくという。2棟を併せた総投資額は1兆7000億円規模になる見込みで、両製造棟ともに2009年春に着工し、2010年の竣工を予定している。2棟への投資額の配分について、同社代表執行役社長の西田厚聰氏は、「どちら(の製造棟)が早く建設されるかにもよる。また、市場の状況を見ながら第1期、第2期と工事を進めながら設備装置を搬入していくため、必ずしも同じとはならないが、概ね半分ずつになるだろう」とした。
四日市とともに、岩手北上の立地を選んだ理由について、西田氏は「第一に、土地の手当てをする必要がなかった。また、かつて岩手東芝の技術者の多くが四日市工場で働いていた経験があり、四日市工場との連携プレーがとりやすい。また、民間企業として少しでも地域の再生や活性化に貢献できればとの総合的な判断もあった」と説明した。新棟の人員については、「何人を雇用するかは発表はできないが、当社の第4棟(四日市)と同等規模になるだろう」(西田氏)とした。
東芝は現在、第4製造棟までメモリー工場を稼動しており、さらに2棟の建設をほぼ同時に行うことで能力増強の余地を拡大し、需要急増にタイムリーに対応できる体制を整え、将来の次世代メモリーの速やかな量産立ち上げに備えることで、さらなる事業競争力の強化を図るという。
新棟の生産能力について西田氏は、「まだ建屋の設計も終わっていない状況で、具体的にどれだけの装置を搬入できるかは決まっていない。ただ、それぞれ(300mmウェーハ換算で)15~20万枚/月になるのではないか」(西田氏)とした。また、次世代メモリーについては、「現時点では具体的な内容は控えたい。3次元も候補の1つではあるが、決まっていることではない。いずれにしても、将来的に2つの新棟での次世代メモリーの製造を目指す」(西田氏)とした。
なお、東芝はメモリー事業のパートナーである米SanDisk社との間で、新製造棟のうちの1棟の共同運営、2010年の量産開始に関する基本計画に合意したことも発表。両社は、NAND型フラッシュメモリーの需要拡大に対応するため、300mmウェーハ対応の新生産ラインの整備、それに伴う新合弁会社を設立するという。新棟の生産能力の半分を合弁会社による共同生産ラインに充て、生産量を両社で均分。共同生産ラインの製造設備については両社が折半で投資する。生産能力の残り半分は東芝が運営するが、その生産量の半分は受託生産としSanDiskに供給するという。
(鉄井 亮一)
TOP 10 ページ
- “金融恐慌”で、さらなる災難に見舞われるDRAMサプライヤ
- 業界再編以外に残された道は
- MicronのQimondaを買収、アナリストが可能性を示唆
- 2008年Q2のNAND型フラッシュメーカーランキング、 iSuppliが発表、採算がとれたのはSamsungだけ
- ASML、EUVリソ開発は順調と発表
- Hynix、200mm工場閉鎖の前倒しで 300mmへの移行を加速
- 450mmウェーハは必要ですか?
- IBM、新型メモリー「Racetrack」を台湾ITRIと共同研究
- SEMIがSEC/Nを買収、 中古半導体製造装置市場も包括サポートへ
- KLA-Tencor、EUV対応のモデリング・パターン推定ツールを発表
SI Japan テクニカルセミナー
最近のテクニカルセミナー情報
-
Semiconductor International日本版
第21回テクニカルセミナー
『太陽電池を輝かせる製造技術~究極のエコ技術の現在と未来~』
-
Semiconductor International日本版
第20回テクニカルセミナー
『MEMS ルネッサンス』
-
Semiconductor International日本版
第19回テクニカルセミナー
「32nmを描くリソグラフィの選択肢
?Double Patterningか?直描か?」
セミナー関連記事はこちらから -
Semiconductor International日本版
第18回テクニカルセミナー
「DRAM 1ドル時代の量産技術
?装置とプロセスをどう制御するのか??」
関連記事はこちらから
EVENTS
-
第1回アナログセミナー「アナログICを選ぶ、使う」
2008年 12月03日ー2007年12月03日
東京コンファレンスセンター・品川(東京・品川) -
航空宇宙産業技術展2008(AITEC 2008)
2008年 11月27日ー2007年11月29日
名古屋市国際展示場(ポートメッセ名古屋) -
計測展2008 OSAKA
2008年 11月26日ー2007年11月28日
大阪国際会議場(グランキューブ大阪)









