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三菱電機、Poly-Si太陽電池で変換効率18.6%を実現

[issued: 2008.03.21]

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新開発のセル(左)と従来の量産セル(右)。新開発セルは光反射が少なく結晶粒界が目立たない

 三菱電機は、150mmの実用サイズのPoly-Si太陽電池セルで変換効率18.6%(従来比0.6%増)を実現したと発表した。

 太陽電池の高効率化のためには、セル表面の反射率を低減して受光量を増やす必要があり、そのひとつの方法としてハニカム(ハチの巣)状に直径10数μmほどのくぼみを形成したハニカムテクスチャー構造が考えられているが、同構造の形成技術は量産品への適用が困難であった。同社は今回、レーザーパターニングと湿式エッチングによって150mm角のPoly-Si太陽電池セルの表面にハニカムテクスチャーを形成する技術を開発、実用化の目処をつけたという。

 さらに、n層を薄くすることにより受光量を増大して電流を効率的に取り出すことに成功した他、集電用グリッド電極の細線化(従来比約25%減)によって有効発電面積を拡大させることを実現したという。

 今後、三菱電機では低反射テクスチャー形成技術の量産性向上を図り、2010年度以降にも同社製の太陽電池モジュールセルに順次導入していくという。なお、今回の成果については、2008年9月にスペインで開催される「The 23rd European Photovoltaic Solar Energy Conference」にて発表予定。

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