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Cadence、Mentorに対して16億ドルの買収提案

[issued: 2008.06.18]

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 米Cadence Design Systems社は、米Mentor Graphics社に対して買収提案を行っており、両社の交渉が2カ月ほど続いていることを明らかにした。Cadence社によると、同社はMentor社に対して1株当たり16米ドルの現金で買収することを提案している。Mentor社の6900万ドルの負債などを考慮した完全希薄化後における買収額は総額で16億ドル相当になる見込みである。

 Cadenceは、「当社の買収提案は、提案内容を公表する直前の2008年6月16日のMentor社株の終値の12.33米ドルに30%のプレミアムを加えたもの。さらに、当社がMentorに最初に買収条件を提示した2008年5月2日の終値の10.04ドルからは59%のプレミアムである」ことを強調している。

 Cadenceの社長兼CEOを務めるMichael J Fister氏は、「CadenceとMentorが合併すれば、幅広くかつ完全に統合した製品や技術を迅速に顧客に提供できるようになる。それにより、顧客は、次世代製品の開発に関連した緊急かつ複雑な問題に効果的に対処できるようになる。また、顧客はエンドユーザーのニーズに対応した製品を開発できるようになるため、顧客における技術革新のスピードと効率はさらに高まるだろう」と述べている。

 Cadenceの提案には、両社が合意の上での合併契約の交渉、一定範囲内での事前調査の完了、規制機関の承認、慣例的条件の受け入れなどが条件として含まれている。一方でFister氏は、Mentorが2008年5月末、Cadenceに対して「買収交渉の継続に興味はない。このまま独立してやっていきたい」との通知を送ってきたことを明らかにしている。

 Cadenceのシニアバイスプレジデント兼CFOを務めるKevin Palatnik氏は、「CadenceとMentorの合併は両社の株主に相当の利益をもたらすと見られる。当社の1株当たり16ドルでの現金による買収提案は、Mentorの株主に対しても相当なプレミアムになる。われわれはMentorとの協業を強く望んでおり、Mentorとの交渉再開を願っている」とコメントしている。

(Electronic News)


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