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2008年下半期のNAND型フラッシュ市場は期待薄、
iSuppliが予測

[issued: 2008.08.21]

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 経済状況が悪化していることに加え、ASP(平均販売価格)の下落、競争の激化などによって、2008年のフラッシュメモリー市場の成長率は大きな伸びが期待されていない。そうした中、NAND型フラッシュメモリー市場では、メーカー間での争いが激しさを増すと見られている。

 米iSuppli社は2008年8月、2008年におけるNAND型フラッシュメモリーの年間売上高の成長率予測を9%から「実質上ゼロ」に下方修正した。同社は、「2008年第4四半期にNAND型フラッシュメモリーの価格が安定しない場合は、横ばいの成長を維持することも難しくなるだろう」と指摘している。

 iSuppliで主任アナリストを務めるNam Hyung Kim氏は、「フラッシュメモリー業界は、SSD(Solid State Drive)など新たなアプリケーションの登場により、NAND型フラッシュメモリーの需要が喚起されると期待している。しかし、早急にNAND型フラッシュメモリーの市況が好転することは望めないだろう」としている。

 Kim氏は、「経済に対する先行きが不安定であり、過剰在庫や消費者支出の低下といった問題がある。NAND型フラッシュメモリーは民生電子機器向けの製品が多く、マクロ経済の影響を受けやすいため、当面は厳しい状況が続くだろう」と述べている。

 iSuppliは、「NAND型フラッシュメモリーのメガビット当たりのASPについて、2008年は前年比56%減になると予測していたが、現在は同60%減ほどになると見ている」とした。同社によると、「2008年第2四半期のNAND型フラッシュメモリーの売上高は33億6000万ドルとなり、前期の34億5000万ドルと比べて2.5%減であった」という。

 ただ、すべてのNAND型フラッシュメモリーのメーカーがマイナス成長になるというわけではない。iSuppliによると、「2008年第2四半期の売上高上位7社のうち5社は前期比でマイナスまたは横ばいであった。そうした中、米Micron Technology社は2008年第2四半期の売上高が前期の2億6800万ドルから11.9%増の3億米ドルに伸び、NAND型フラッシュメモリー市場に活気を与えた」と述べている。

(Electronic News)

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