News Center

“金融恐慌”で、さらなる災難に見舞われるDRAMサプライヤ

[issued: 2008.10.07]

この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る
 DRAM市場は、これ以上悪くなりようがないと思われていた矢先に、さらなる事態の悪化に直面した。米iSuppli社によれば、「DRAMサプライヤは、すでに供給過剰によるASP(平均小売価格)の下落などに起因する景気の大幅な悪化に苦しんでいた。今度は世界的な信用危機のさなか、負債の返済のための資金を工面したり、設備投資のための資金調達を行ったりしなければならないという課題に直面している」という。

 iSuppliの取締役兼チーフアナリストのNam Hyung Kim氏は、「今回の“金融恐慌”の震源地は米国だが、世界中の銀行は、米国の住宅市場と、同国における銀行の破綻から来る不安定要素の影響のあおりを受けて緊張感を高めている」と述べている。「米国政府の介入が予想されているとはいえ、今回の恐慌で資金繰りが苦しくなった銀行が、大規模でリスクの大きい投機的な事業に乗り出す可能性は低くなる。このことは、大きな資本を必要とするDRAM製造業にとって、特に大きな問題となる。現時点ですでに資金繰りの課題に直面しているDRAMサプライヤは、近々支払い期日が来る負債を返済できなくなる可能性がある。さらにDRAMサプライヤは、資本支出のための資金調達を行う際に、大きな問題に直面する可能性がある」(同氏)という。

 Kim氏は、「低迷している市況と、今回の信用危機のさなかにおいて、現金の管理がDRAMサプライヤが直面している最も重要な問題になってきている。この影響により、2009年初めのDRAMサプライヤの資本支出は削減されるものと予測される」とも述べる。

 iSuppliは、深刻な供給過剰、需要の低迷、予想に反して急激な価格の下落、そして市場が季節要因で沈滞する時期に向かいつつあることを見越して、2008年9月に、DRAMサプライヤの短期的な状況の格付けを、「Neutral(中立)」から「Negative(悪化)」へと引き下げている。

(Electronic News)

この記事を :  印刷する プリントする ブックマーク  はてなブックマークに登録 この記事をクリップ! Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録 メールで送る メールで送る

SI Japan RESOURCE CENTER

アドバンスドエナジージャパン株式会社
金属材料のマグネトロンスパッタリングにおけるアーク抑制
JPN-ArcSputmetal-270-01.pdf
資料一覧を見る
この資料をダウンロード

EVENTS