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NAND型フラッシュは2008年から2009年にかけて
「歴史的な下降局面」を迎えるとの見方

[issued: 2008.11.06]

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 大木が倒れるときには激しい地響きを伴う。何より問題なのは、ほかの木も巻き添えにしてしまうことだ。
 半導体業界において最も急速な成長を遂げてきたセグメントの1つにNAND型フラッシュメモリーの市場がある。しかし、「この市場は、消費者支出が鈍化した影響をまともに受け、2008年から2009年にかけて売上高は減少し、その影響がほかの半導体産業にも波及することが予想される」と米iSuppli社は報告している。

 同社がまとめたデータによると、世界のNAND型フラッシュメモリーの売上高は2007年の139億ドルから2008年には14%減の120億ドル台に下落し、2009年にはさらに15%ほど落ち込むと見られている。

 iSuppliは2008年第3四半期の時点において、「NAND型フラッシュメモリーの世界売上高は、2008年には3%減となり、2009年には12%増になる」と予測していた。「2008年は、世界のNAND型フラッシュメモリーの売上高が年間ベースで前年を割り込む初めての年になる見込みで、歴史的なことだ」(同社)という。

 また、「このNAND型フラッシュメモリーの落ち込みは、1990年代から2000年代の初頭にかけて売上高が3桁台の伸びを示し、最近では2005年にも62.2%の年間成長率を達成していた同市場にとって『大きな転換点』になる」(iSuppli)としている。

 iSuppliでチーフアナリストを務めるNam Hyung Kim氏は、「非消費者/非小売向けへの依存度が大きいほかのメモリー製品とは異なり、NAND型フラッシュメモリーは小売業での悪影響をまともに受けている。さらに、経済状況が不透明であること、キラーアプリケーションが不在であることから、NAND型フラッシュメモリー業界は三重の苦境に見舞われている」と述べている。

(Electronic News)

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