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2008年4QのiPhone生産量は前期比40%減との見方、
半導体業界にも影響か

[issued: 2008.11.13]

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 米Apple社のような優良企業であっても、昨今の世界的な金融危機の影響を免れることはできないようだ。米FBR Research社によると、「Apple社は現在、『iPhone 3G』の生産計画を縮小することを余儀なくされている」という。

 FBR ResearchのアナリストであるCraig Berger氏とRobert Pikover氏は、「われわれは前回の調査では、2008年第4四半期(4Q)におけるiPhoneの生産量は前期比で10%ほど減少すると予測していた。しかし、最新の調査によるとiPhoneの生産量は前期比で40%ほど減少する可能性が出てきた」としている。さらに両氏は、「Appleは2009年第1四半期の生産計画についても大幅に下方修正したと見られる」と述べている。

 両氏は、「AppleのiPhoneの生産計画が下方修正されるということは、世界のマクロ経済の低迷によってハイエンド製品を好む消費者の購買意欲にも影響が及んでいることを示している。そして、今回の景気後退があらゆる市場に影響を及ぼす可能性があることを示すものだ」と指摘する。

 FBR Researchが予測したように、iPhoneの生産計画が下方修正されることになれば、同製品にチップを供給しているICメーカーにとっても痛手となる。「iPhoneの生産量が減少することで、ICメーカーの2008年第4四半期の業績に悪影響が及ぶ可能性がある」(FBR Research)という。

 米Broadcom社は、iPhone向けにGPS(Global Positioning System)チップおよびタッチスクリーンコントローラを供給している。FRB Researchは、「1台のiPhoneに3ドル分ほどのBroadcom製ICが搭載されている。そのため、iPhoneの生産計画が下方修正されることで、Broadcomの2008年第4四半期の業績には、売上高の約1%に当たる1200万米ドルほどの影響が生じることが予想される」としている。

 また、iPhone向けにWi-Fiチップを供給している米Marvell Technology Group社については、「iPhoneに搭載されているMarvell製ICは2~3ドル分だと見られる。今回の下方修正によって、Marvellの2008年第4四半期の業績には、売上高の約1%に当たる1000万米ドルほどの影響が出るだろう」(FRB Research)という。

 さらに、FRB Researchは、iPhone向けにバッテリ/USBチャージャを供給している米Linear Technology社について、「iPhoneに搭載されているLinear製ICは1~1.5ドル分だと見られる。iPhoneの生産量が減少することで、Linearの2008年第4四半期の業績には、売上高の約2%に当たる500万ドルほどの影響が出るだろう」と予測している。

(Electronic News)


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