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金融危機の影響で、2009年の
半導体市場は250億米ドル以上の損失か

[issued: 2008.11.17]

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 米Gartner社は、「現在直面している金融危機の影響によって、2009年の半導体市場の損失は250億ドル以上に上る可能性がある」との試算結果を発表した。同社は2009年の世界半導体売上高について、「(前回の予測では)前年比7.8%増の3077億ドルになるとしていたが、同1%増の2820億ドル規模にまで縮小する見込みだ」としている。

 また、Gartnerは2008年第4四半期における世界半導体売上高についても成長予測を下方修正している。その結果も踏まえ、「2008年通年での世界半導体売上高は前年比2%増の2794億ドル程度にとどまると見られる」(同社)としている。

 Gartner調査部門のバイスプレジデントを務めるBryan Lewis氏は、「経済状況が低迷する一方で、半導体業界はごく最近まで堅調な業績を維持していた。しかし、2008年第4四半期は状況が急変することが予想される。半導体業界は、2008年第4四半期からマイナス成長となる見込みで、2009年を通してマイナス成長が続くことを暗示する兆候が現れてきている」と述べている。

 さらにLewis氏によると、「2008年および2009年の成長率予測は引き下げたが、2010年および2011年の成長率予測は引き上げた。今回の金融危機が終息して市場が回復すれば、次に大きな反動が起こることが予想される。そのため、その次にくる供給過剰によるリセッションは2012年になると見られる」という。

(Electronic News)

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