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ポリシリコンの価格は2008年で頭打ちに、2009年以降は下落か

[issued: 2008.11.17]

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 米iSuppli社は2008年11月、PV(光起電力)電池セルの製造に使用するポリシリコンの価格が、2009年以降に下落するとの予測を明らかにした。太陽電池業界のサプライチェーンにおける需要/供給のアンバランスが原因だとしている。

 同社によると、ポリシリコンの世界的な供給量は2009年に倍増するが、需要増は34%にとどまる見込み。「2009年のポリシリコンの需要は全体的に見ると供給を上回るものの、急激な供給増により、その価格は2008年をピークとして2009年には急落する」との予測を示した。

 2005年に太陽電池の需要が増大したことで、過去3年間にわたり、ポリシリコンの価格は主に供給側で設定していた。

 iSuppliは、ポリシリコンの平均スポット価格は2009年には劇的に下落し、1kg当たり200ドルにまで低下すると予測している。ポリシリコン市場へ新たに参入した企業により、供給量が増大すると推測されるからだ。同社は「2010年以降の供給量は総需要量を上回り、その結果、スポット価格は1kg当たり100ドルにまで落ち込む」と見ている。

 2007年には、ポリシリコン供給量の90%以上を米Hemlock Semiconductor社、独Wacker Chemie社、ノルウェーRenewable Energy社、トクヤマ、米MEMC Electronic Materials社など7社が占めていた。現在は、それ以外に60社以上の企業が2009年までにポリシリコンの生産を開始する計画を打ち出している。

 iSuppliによると、ウェーハベースの太陽電池セルの実生産能力は、発電量換算で2007年の6.2GW(ギガワット)から、2010年には17.8GW、2012年には27.5GWに増大するという。一方、ポリシリコンの生産量の伸び率はそれを上回り、2008年の5.7GWから2010年には19.4GW、2012年には37.6GWになると予測している。

(Electornic News)

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