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Lithography
ダブルパターニングが
延命技術として定着か
[2007年01月号]
今年の基調演説を行った蘭ASML社エグゼクティブバイスプレジデントMartin van den Brink氏はダブルパターニングについて、EUVの準備が整うまでに32nmでのギャップを埋める唯一の手段と断言する。水ベースのArF液浸リソグラフィは、45nmのハーフピッチに到達し、ことによるとその先に到達するための技術として広く普及しそうだ。ただし32nmに到達するには、この手法では十分でない。32nmに到達するには、開口数(NA)を押し進めて水ベースシステムの理論的限界であるNA1.35を超えなければならない。研究グループはNA向上に向けて高屈折の液浸用の液体、レジスト、レンズ材料の研究に懸命に取り組んでいるが、Van den Brink氏は、それにともなう経済モデルの可能性をほとんど当てにしていないという。液浸リソグラフィとEUVとのギャップを埋めるにあたって鍵を握るのは、k1ファクタを下げる方法を見つけることである。同氏は、0.25以下のk1に到達するただひとつの現実的手段として二重露光リソグラフィ(デュアルとレンチ(ネガティブ)またはデュアルライン(ポジティブ))を紹介した。
図 ダブルパターニングとウォーターベースの液浸リソグラフィを用いて32 nmフラッシュメモリーパターンの概念実証を達成。分割後の最終k1は0.19
(出典:ASML/Cadence/IMEC)
32nmロジックのダブルパターニングの結果も紹介されたが、ダブルパターニングの場合、フラッシュのほうが容易に達成できるとVan den Brink氏は指摘する。同氏によるとフラッシュは1-Dスケーリング問題、ロジックは2-Dスケーリング問題であって、ダブルパターニングは1-D構造でより効果的という。さらに同氏は、フラッシュから始まり、DRAM、ランダムロジックへとパターンスティッチングの難しさが増すという。
IMECバイスプレジデントLuc Van de Hove氏は先頃、インタビューに答え、研究機関のリソグラフィ拡張プランを説明した。「当社計画における第三の選択肢はほかでもないダブルパターニングで、これは水ベースの液浸リソグラフィを使用し、これに二重露光を組み合わせるものである。この方法で分解能は原理上2倍に増やすことができる」としている。
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