Editorial

新しい人の新しい時代のために

[2007年05月号]

By 日本版 編集長 高橋 潤
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 すでに多くの読者にはお読み頂いたと思うが、Semiconductor International 日本版では2007年4月号よりSEMIジャパンによる新しいコーナー「SEMI News & Views」を開始した。これは弊誌とSEMI ジャパンとの提携関係から生まれた新しい企画だ。SEMIと米Semiconductor International誌は、2006年9月に包括的なマーケティング提携関係を樹立しており、SEMIジャパンのご好意により、日本版においてもSEMIジャパンが用意する日本向けのオリジナル記事を掲載することが可能となった。ここにSEMIジャパン代表熊谷多賀史氏およびSEMIジャパン関係各位に深くお礼を申し上げたい。

 5月号のSEMI News & Viewsでは、後述するハイテク・ユニバーシティのことや中国半導体製造装置・材料市場に関するレポートが掲載されている(P.61~)。

まずは半導体に
興味を持ってもらうことから
 さて、そのSEMIが2007年3月26~27日の2日間にわたり、熊本県にある東京エレクトロン合志事業所において、熊本県教育委員会、東京エレクトロン九州、ソニーセミコンダクタ九州との共催、そして熊本県の後援により、日本国内では第1回目となる「ハイテク・ユニバーシティin熊本」を開催した。協賛には製造装置メーカーなど10社が名を連ね、半導体先端テクノロジーズ(Selete)、日本半導体製造装置協会(SEAJ)が協力している。


 SEMIは、ワールドワイドで2001年から、高校生を対象に半導体に対する関心を促す教育プログラムを開催しており、これまで世界で46回が開催されている。今回の日本における第1回では熊本県下の32名の高校生が参加した。講師としてSEMIジャパン熊谷氏のほか、SEAJ専務理事の菊地 正典氏(写真)、クラークソン大学 客員教授辻村 学氏、くまもとテクノ産業財団 上席客員研究員としてなど多才に活躍する柏木 正弘氏、GCDF-Japan キャリアカウンセラー金津 豊氏などが登壇した。読者の中でも、この時代に生まれ、そしてこのような機会にめぐり合えていたらと、羨む方も多いのではないだろいうか。詳細はSEMI News & Views(P.62)をご覧頂きたい。SEMIでは、参加した修了生に定期的にアンケートを実施していくとともに、さらにはハイテク・ユニバーシティWebサイトにて修了生用のコミュニティを開設した(http://semi.jp/htu)。今後は日本においても年2回のペースで開催していく予定としている。米国で開催されたハイテク・ユニバーシティの修了生の中には、すでに同業界にエンジニアとして戻ってきた人もいるという。1回につき30人程度の小さなステップではあるが、日本においてもこのハイテクU世代が登場する日もそう遠くはないであろう。最近、業界のみならず国単位で人材の問題が懸念されているが、新しい人の新しい時代の種子は、確かにまかれたのである。

読者の方に、さらに多くの情報を
 また、弊誌4月号からは、SIJ Opinionsと題し業界のベテランの方からコラムという形で毎月ご執筆頂いている。さらに、今月からは新しいコーナーAdvanced Researchも始まった。世界の先端技術開発の拠点を紹介していく。Semiconductor International日本版では、今まで以上に読者の方々に有益な情報を、誌面のみならずWebサイトやセミナーなどさまざまな方法で、読者と世界の最新情報との間で触媒として機能できるよう、発信していきたい。

ご意見を聞かせてください

Semiconductor International日本版編集部では日本の読者の皆様からのご意見や反論をお待ちしております。下記メールアドレスまでご連絡ください。採用分には薄謝を差し上げます。

editor-si@reedbusiness.jp


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