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Joe Cestari 氏
米ILS Technology社 社長兼CEO
[2008年02月号]
米ILS Technology社は、米IBM社のe-manufacturingソリューション部門がスピンオフしたのを期に1999年に設立。IBMの資産を受け継いで、同社が独自開発したリモートコラボレーション技術「secureWISE」は、半導体メーカーや製造装置メーカーが遠隔地からVPN(Virtual Private Network)を経由して安全かつリアルタイムでのネットワーキングや共同作業を行うことを可能にする。ユーザーはリアルタイムで情報を共有することができ、世界中から生産コマンドを実行することが可能になる。同社社長兼CEOのJoe Cestari氏に話を聞いた。
Semiconductor International日本版(以下SIJ):secureWISEの特徴は
Cestari:secureWISEを導入することで、半導体メーカー、製造装置メーカー、工場など複数の生産環境において、製造装置やセンサーなどの機器間で安全なコラボレーション環境を構築することが可能になる。世界中どこからでもリアルタイムで情報を共有することができ、工場にある装置の修理や調整の際にもオンライン上でアクセスできるため、ユーザーは歩留まり向上や消費時間の短縮といったことが可能になる。
SIJ:なぜリモート接続が必要なのか
Cestari:以前は、工場間やユーザー間をネットワークで結ぶことは「贅沢なもの」との認識があった。一部の大手企業だけが、独自で開発したシステムを導入していた。しかし、今では生産性や歩留まりの向上、製品化期間の短縮、さらにはコスト削減などのためには、ネットワークを介してリアルタイムで情報を共有することがビジネスのカギを握るようになってきている。
SIJ:御社の強みは
Cestari:当社は設立から10年足らずの若い会社で、従業員数は53人の小さな会社だが、IBMで長年培ってきた資産を受け継いでいることもあり、セキュリティやデータ・コネクティビティに関する企業向けのサービスには自信がある。
SIJ:知的財産(IP)へのアクセス管理などの対策は
Cestari:日本の半導体メーカーは特に、工場施設内でのセキュリティの確保やIPへのアクセス管理について懸念があるようだ。我々のシステムは、稼働中の装置上のIPを危険にさらすことなく、工場と装置メーカーや工場内のエンジニアを結び、重要な生産情報を交換できる。これまでと同様にIPを保護でき、その安全性についてはユーザーからの評価も高い。
SIJ:主な導入実績は
Cestari:世界の半導体メーカーや製造装置メーカーの多くが当社のシステムを導入しつつある。すでに50以上の企業にサービスを提供している。2007年末には、新たに日本の大手半導体メーカー2社(メモリーとロジック)への採用も決まった。日本ではe-manufacturing構想への関心が高まりつつあり、より多くの企業に対して我々の技術が貢献できると考えている。
SIJ:どうやって利益を得るのか
Cestari:我々はサーバーを設置して、ネットワークを構築するが、半導体メーカーや装置メーカーなどと契約することで、月ごとにサービスの利用料金を得ている。また、システムのアップデートやリアルタイムでのウィルスチェックなどを行うことで継続的にユーザーをサポートしている。
SIJ:小規模な装置メーカーなどもシステムを導入するメリットはあるのか
Cestari:むしろ、小規模な企業のほうが大きなメリット得られる。彼らは大規模な装置メーカーとは異なり、多くのエンジニアを半導体メーカーの工場などに派遣することが困難だが、我々のサービスを利用することで同等の生産環境を手に入れることが可能になる。
SIJ:ネットワークの規格を標準化する動きもあるが
Cestari:我々のプラットフォームは極めて一般的なものといえる。業界では標準化しようとする動きもあるが、標準化そのものに興味はない。ただ、当社の技術が業界の規格に適合し、どのような環境においても導入が容易になるよう、規格団体やガイドライン策定組織などと連携を図っている。JEITA、SEMIジャパン、米ISMIなどの協力により、secureWISEが基準に適合していることが確認されており、複数の技術プラットフォーム間での互換性も確保されている。
(聞き手:鉄井 亮一)
Cestari:secureWISEを導入することで、半導体メーカー、製造装置メーカー、工場など複数の生産環境において、製造装置やセンサーなどの機器間で安全なコラボレーション環境を構築することが可能になる。世界中どこからでもリアルタイムで情報を共有することができ、工場にある装置の修理や調整の際にもオンライン上でアクセスできるため、ユーザーは歩留まり向上や消費時間の短縮といったことが可能になる。
SIJ:なぜリモート接続が必要なのか
Cestari:以前は、工場間やユーザー間をネットワークで結ぶことは「贅沢なもの」との認識があった。一部の大手企業だけが、独自で開発したシステムを導入していた。しかし、今では生産性や歩留まりの向上、製品化期間の短縮、さらにはコスト削減などのためには、ネットワークを介してリアルタイムで情報を共有することがビジネスのカギを握るようになってきている。
SIJ:御社の強みは
Cestari:当社は設立から10年足らずの若い会社で、従業員数は53人の小さな会社だが、IBMで長年培ってきた資産を受け継いでいることもあり、セキュリティやデータ・コネクティビティに関する企業向けのサービスには自信がある。
SIJ:知的財産(IP)へのアクセス管理などの対策は
Cestari:日本の半導体メーカーは特に、工場施設内でのセキュリティの確保やIPへのアクセス管理について懸念があるようだ。我々のシステムは、稼働中の装置上のIPを危険にさらすことなく、工場と装置メーカーや工場内のエンジニアを結び、重要な生産情報を交換できる。これまでと同様にIPを保護でき、その安全性についてはユーザーからの評価も高い。
SIJ:主な導入実績は
Cestari:世界の半導体メーカーや製造装置メーカーの多くが当社のシステムを導入しつつある。すでに50以上の企業にサービスを提供している。2007年末には、新たに日本の大手半導体メーカー2社(メモリーとロジック)への採用も決まった。日本ではe-manufacturing構想への関心が高まりつつあり、より多くの企業に対して我々の技術が貢献できると考えている。
SIJ:どうやって利益を得るのか
Cestari:我々はサーバーを設置して、ネットワークを構築するが、半導体メーカーや装置メーカーなどと契約することで、月ごとにサービスの利用料金を得ている。また、システムのアップデートやリアルタイムでのウィルスチェックなどを行うことで継続的にユーザーをサポートしている。
SIJ:小規模な装置メーカーなどもシステムを導入するメリットはあるのか
Cestari:むしろ、小規模な企業のほうが大きなメリット得られる。彼らは大規模な装置メーカーとは異なり、多くのエンジニアを半導体メーカーの工場などに派遣することが困難だが、我々のサービスを利用することで同等の生産環境を手に入れることが可能になる。
SIJ:ネットワークの規格を標準化する動きもあるが
Cestari:我々のプラットフォームは極めて一般的なものといえる。業界では標準化しようとする動きもあるが、標準化そのものに興味はない。ただ、当社の技術が業界の規格に適合し、どのような環境においても導入が容易になるよう、規格団体やガイドライン策定組織などと連携を図っている。JEITA、SEMIジャパン、米ISMIなどの協力により、secureWISEが基準に適合していることが確認されており、複数の技術プラットフォーム間での互換性も確保されている。
(聞き手:鉄井 亮一)
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