7月19日のニュースによると、日本の半導体メーカー、ロームは18日の取締役会で、東芝買収案に向けてJIP(日本産業パートナーズ)主導のコンソーシアムに総額3000億円の資金を提供すると発表した。
日経新聞によると、買収が成功すれば、JIP主導の投資ファンドに1000億円を出資するほか、買収のために設立した関連会社が発行する優先株も2000億円取得する予定だという。
買収にはロームのほか、金融サービスグループのオリックス、ゆうちょ銀行などが参加したとされる。
ブルームバーグは先に、この件に詳しい関係者の話として、日本の大手銀行数行がJIP主導の買収を支援する融資確約書を発行したと報じた。
東芝は2月にJIPの買収提案を受け入れ、買収規模は約2兆円で、東芝取締役会は上場廃止計画を株主に提出した。
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