電子情報技術産業協会(JEITA)が8月31日に発表した最新統計では、スマートフォンやパソコンなどの端末製品の需要低迷により、中国の需要低迷が続き、電子部品の出荷が低迷していると指摘した。 6月の日系企業の売上高は前年同月比7%減の3,559億円となり、8か月連続で前年を下回った。
地域別にみると、6月の日系メーカーの国内電子部品出荷額は前年同月比6.5%増の797億円と5か月連続の増加となったが、中国向け出荷は同17.0%減となった。米州向け出荷額は前年比2.0%減の433億円、欧州向け出荷額は同8.7%増の412億円、その他アジア地域向け出荷額は同8.3%減となった。前年比%では712億円となりました。
製品別では、電気を貯めたり放電したりして回路電流を調整するコンデンサーが14%減の1191億円となった。 回路や部品を接続するコネクターは13%減の520億円だった。 スマートフォンなどに使われるプロセッサーは6%増の292億円、電源部品は19%増の255億円だった。
日本の主要な電子部品メーカーには、京セラ、TDK、日本電産、日東電工、アルプスアルパイン、村田製作所、太陽誘電、ホシデン、日本電気エレクトリックグラス、ロームなどがあります。
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